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薩摩藩士朝鮮漂流日記 : 「鎖国」の向こうの日朝交渉

池内 敏
出版时间:

2009-8-10  

作者:

池内 敏  

内容概要

筆まめ薩摩武士が描いた、素顔の日朝交流
詩文を贈答し合い、待遇・送還手続について筆談で交渉し、酒を酌み交わす―漂着した武士が残した詳細な記録と挿図から、朝鮮地方官僚との「日朝交流」を読み解く
漂着武士vs.朝鮮官僚
筆談、詩文贈答、宴会、帰還への交渉……希有な交流記録を発掘!
離島勤務から本国への帰途、薩摩藩士安田義方ら一行は遭難し、朝鮮に漂着する。安田は、朝鮮王朝の地方官僚らと漢文の筆談によって、現地での待遇と送還について折衝しながら、一方で、酒を酌み交わし、詩文を贈りあい、交流を深めていく。安田が遺した詳細な記録と巧みな挿図から、朝鮮通信使の儀礼的な通交とはまったく違った近世日朝交流のすがたが見えてくる。

作者简介

池内/敏
1958年愛媛県生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現在、名古屋大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。専攻は日本近世史、近世日朝関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

书籍目录

第1章 近世日本の朝鮮認識
第2章 事件のはじまり
第3章 船を棄てる
第4章 帰途


图书封面

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