きまぐれな予感

1984-10  

集英社  

水沢めぐみ  

『気まぐれな予感』（きまぐれなよかん）は水沢めぐみによる少女漫画作品。また、同作品を表題とする短編集コミックス。水沢めぐみの2冊目のコミックスであり、表題作の「気まぐれな予感」をはじめ、「とっておきのプロローグ」、「夏…そして秋」、「物語のはじまり」、「雨傘ワルツ」の全5作品が収録されている。現在、このコミックスは絶版となっている。『ポニーテール白書』や『空色のメロディ』や『チャイム』は、絶版にはなったが、文庫版のコミックスとして再版されている。しかしこの『気まぐれな予感』は、そのような再版はされていないので、現在、このコミックスに収録されている5篇の作品を読むには、漫画関係の古書店やオークションをさがす以外にない。発売されたのは1984年10月であるが、この時、作者は大学2年生であった。1冊目のコミックスである『5月のお茶会』の発売が1981年12月であるから、2冊目を出すまでに2年10ヶ月もかかっている。なお、作者が高校時代に発表した作品は、デビュー作「心にそっとささやいて」から「夏草にのせて…」までの全7作品であり、これらはすべてコミックス『5月のお茶会』と『きまぐれな予感』の2冊に収録されている。

きまぐれな予感
初出「りぼんオリジナル」昭和59年（1984）春の号　51枚　カラー4ページ
とっておきのプロローグ
初出「りぼんオリジナル」 1984年（昭和59年）秋の号　49枚　カラー8ページ
夏…そして秋
初出「りぼん」 1980年（昭和55年）9月号　15枚
物語のはじまり
初出「りぼん」 1980年（昭和55年）11月号　31枚
雨傘ワルツ
初出「りぼん」 1983年（昭和58年）7月号　38枚

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