観光の哀しみ
酒井顺子
新潮社
出版时间:
2003
出版社:
新潮社
作者:
酒井顺子
内容概要
どうして私はこんな場所まで来ちゃったの……。肩の力もガックリ抜ける100%脱力エッセイ。
楽しい楽しい観光旅行、のはずなのに、目的地に辿りついたとたん、またも感じるこの寂寥感。旅先で誰もが感じながら気づかないふりをしている「虚しさ」の正体を、この際とっくり検証してみましょう――。読み進むうちに、瀟洒な文章に潜む毒がじんわりと効いてきて、ついには100パーセントの脱力に至る“危ない”エッセイ。旅行前あるいは旅先で読むのは、あまりお勧めできません。
作者简介
1966年東京生まれ。立教大学観光学科卒業後、3年間の広告会社勤務を経て、執筆に専念。2004年『負け犬の遠吠え』で講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞を受賞。おもな著書に『29歳と30歳のあいだには』『観光の哀しみ』『少子』『容姿の時代』『枕草子REMIX』『都と京』『女子と鉄道』『儒教と負け犬』ほか多数。
图书封面
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