武器・兵器でわかる太平洋戦争
太平洋戦争研究会
日本文芸社
出版时间:
2003
出版社:
日本文芸社
作者:
太平洋戦争研究会
内容概要
太平洋戦争の敗因はたくさんある。というか、日米を比べるとどの面から見ても日本が劣っていたと言っても過言ではない。
本書はその中でも兵器に焦点を合わせている。
兵器の名前のつけ方から性能まで事細かにわかる。
「~式」と言っても付け方が違ったりするし、似たような兵器でも海軍と陸軍で呼び方が違うこともある。
太平洋戦争のことを教科書レベルでしか知らないと読んでも退屈だろうが、シリーズの『面白いほどよくわかる太平洋戦争』を読んでおけばとりあえず着いていけるだろう。
それでも兵器の名前がガンガン出てくると退屈するが、それぞれの兵器の大まかな特徴、短所長所などは大体わかる。
B29は高度1万メートル以上を楽々飛行できたが日本はそれに対抗できる飛行機がなかった、
とか、
それでも対抗できる大砲は作られていた、
とか、
米軍の戦車は日本軍戦車の砲撃を跳ね返すほど装甲が厚かった
とかそういうレベルで理解できる兵器が一杯出てくる。
他にもいかにして日本は特攻部隊を作るに至ったのかとか、レーダーを作る技術があったにも関わらず軍からは軽視されていたとか、兵器の性能以外からも敗因がボロボロ出てくる。
歴史にifは禁句だが、どうしても言いたくなるようなものもたくさんある。
ただ、至るところにifをつけてもアメリカを打ち負かすことはできなかったであろうこともよくわかる。
せいぜい前半の調子が良かったときに止めておけば優位を保ったまま終戦できたのではないか、というぐらいだ。
图书封面
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