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1968年(シリーズ20世紀の記憶)

西井一夫 毎日新聞社
出版时间:

1998年11月25日  

出版社:

毎日新聞社  

作者:

西井一夫  

作者简介

編集長の西井一夫さんとは、NIFTY の「戦前戦中フォーラム」で知り合いま
した。西井さんはNIFTY の「本と雑誌リーダースフォーラム」の「【20世紀】
貴方の記憶で造る歴史」の会議室を主宰されております。私もここに、三派全
学連や全共闘のことで、思い出せる内容を書いております。そこで話し合った
内容が、この「1968年」に結実されています。
1968年といえば、私は19歳で年が開けました。まだ大学1年生でした。
私は67年から引き続き、埼玉大学での自治会運動(自治会を巡る日共民青と
の闘い)及びバス代値上阻止闘争(北浦和から大学の大久保校舎まで行く西武
鉄道、国際興業のバスが20円から30円に値上がり、それに対する反対運動)
を継続した闘いとして取り組んでいました。 また1月にはエンタープライズ
寄港阻止闘争がありました。2月20日にははじめて王子野戦病院闘争に参加
し、2月26、27日にははじめて三里塚闘争に参加しました。3月には連続
的に王子闘争、三里塚闘争がありました。とくに3月28日の王子闘争は凄ま
じい闘いだったと思います。
これらの街頭闘争と並んで、学内では自治会及びバス代値上阻止に関する民
青との闘い(なんとあの反革命集団は、こうした闘争まで反対派になるのです)
が続いていました。
この年は、このあとも書いていくときりがないくらいたくさんのことがあり
ました。私の生涯で一番長かった年と言えるかと思っています。
4月になって入学してきた1年下の18歳のある女性に激しく恋心を感じて、
その女性と恋人関係になるまでそれから約2年かかったのですが、その恋の最
初の年でした。彼女は東京王子に実家があり、高校3年生ながら、王子野戦病
院のことで町内の方々と反対の運動をしていました。
彼女は、入試で早大理工学部と横浜市大文理学部を受かっていたのですが、
埼大理工学部化学科へ入学してきました。それは、この3月28日の野戦病院
闘争で、最初の集会場の柳田公園(このほんのすぐ近くに彼女の家があった)
で、「埼大理工学部」という真っ赤な旗が翻っていたからです。デモ隊の先頭
で翻るこの旗を見て、彼女は「あの大学へこそ行きたい」と思ったということ
でした。
この旗をこそ持っていたのが、この私でした。私たちバス闘争をやっている
部隊が当時理工学部自治会を掌握しており、その自治会旗だったのです。
この年はたくさんの闘争があって、年後半には次第に日大闘争、東大闘争に
参加することが多くなりました。そして私は次の年の69年1月18、19日
の東大安田講堂での闘いに参加し逮捕起訴されることになりました。
そんなたくさんのことがあった1968年ですが、それを当時の雰囲気その
ものを伝えていてくれるのが、この西井さんの編集された「1968年」です。
ぜひ多くの方々に読んでいただきたいなと思っています。今はただの酔いど
れおじさんたちも、あのように燃えていた青春時代もあるのです。
麿赤児さんからイベントの案内が届きました。


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