江戸の捨て子たち その肖像

2008-5-1  

吉川弘文館  

沢山美果子  

江戸時代の“捨て子”は、
どこに、どのように捨てられ、拾われたのか。
ともに添えられた
モノや手紙に託した親の思い、
捨て子を貰う人々、
江戸にもあった赤ちゃんポスト構想。
そこから見えてくる
捨て子たちの実像を描く。

沢山 美果子（さわやま みかこ、1951年2月 - ）は、日本史学者（女性史）、岡山大学、ノートルダム清心女子大学非常勤講師。1973年福島大学教育学部中学校教員養成課程卒業、お茶の水女子大学大学院教育学修士課程修了、1979年同人間文化研究科人間発達学博士課程単位取得満期退学、1998年「出産と身体の近世」で学術博士。
1979年東京都婦人情報センター専門員、1980年岡山理科大学非常勤講師、82年順正短期大学（現・吉備国際大学短期大学部）幼児教育科助教授、教授、2008年退職し、岡山大学非常勤講師。1989年両備聖園記念賞、1999年『出産と身体の近世』で女性史研究青山なを賞受賞。
先行研究の少ない近世における農村の性に関する実証的研究を行っている。

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