王権と都市の形成史論
寺沢 薫 著
吉川弘文館
出版时间:
2011-8-31
出版社:
吉川弘文館
作者:
寺沢 薫 著
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内容概要
弥生時代社会の総括としての王権誕生論を集成。東アジア世界と「倭国」の動勢を、2世紀末の巨大墳丘墓や「中平年」銘鉄刀などから迫り、「卑弥呼共立」の歴史的解釈を提示する。纏向遺跡出現の日本古代史上における意義を論じ、初期ヤマト王権の誕生と邪馬台国論に言及。古代中国の都市との比較を通じて、「日本的」都市の形成を解き明かす。
书籍目录
まえがき/例言/序章 弥生時代政治史の試み/東アジア世界と弥生時代「倭国」の動勢(二世紀後半における巨大王墓の鼎立と「イト国」王墓/「倭国乱」と「卑弥呼共立」の歴史的意義―その実像と東アジア情勢―/二世紀末の倭国外交―「中平」年銘五尺刀と「倭人」磚―)/ヤマト王権の誕生と弥生時代の終焉(纒向遺跡と初期ヤマト王権/纒向遺跡出現の歴史的意義―纒向遺跡再論―/纒向型前方後円墳の築造/前方後円墳出現論―纒向型前方後円墳再論―/初期ヤマト王権の誕生と邪馬台国論)/日本列島における都市の形成―〈王国〉概念の成立との関わりから―(「日本的」都市の成立/日中比較都市論序説)/おわりに
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