走れメロス

2012-4  

太宰 治 角川春樹事務所 (2012-04出版)  

太宰 治  

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一九〇九年、青森県北津軽郡金木村(現五所川原市)に生まれる。本名津島修治。東京帝国大学文学部フランス学科中退。一九三五年「逆行」、一九三六年「晩年」が芥川賞候補となる。以後も「走れメロス」「ヴィヨンの妻」「斜陽」など精力的に執筆を続け人気を博すが、大学在学中より薬物中毒に悩み、自殺未遂を数回繰り返した。一九四八年、玉川上水に入水。満三十九歳の誕生日の早朝、遺体が発見される。

自身の本音か否か―――ただひたすらに怠けている自分を“いろは"で連ねた、太宰の意外な一面に出会える「懶惰の歌留多」。なにかをはじめると、トカトントンとういう音が頭に響き、すぐにやる気をなくしてしまう青年の苦悩を描く「トカトントン」。友情と信頼を守ろうと命がけで疾る、永遠の青春小説「走れメロス」。このほか「富嶽百景」「黄金風景」の全五篇を収録。様々な題材をそれぞれにふさわしい手法で綴った名作集。

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0.6cm厚，一张A4纸对折后的大小，拿着没感觉，但纸质很好，看得很舒服