隣室の男―松本正彦「駒画」作品集
松本正彦
小学館クリエイティブ
出版时间:
2009/06
出版社:
小学館クリエイティブ
作者:
松本正彦
内容概要
50年前に劇画が誕生し、現在再び脚光を浴びつつある中、劇画に先駆けその源流となった革新的表現が存在したことはあまり知られていない。辰巳ヨシヒロ、さいとう・たかを、つげ義春、楳図かずおら、当時の貸本作家に注目され多大な影響を与えながら、幻の作家となっていた著者のスリラーを中心とした「駒画」短編を集大成。前記の作家に加え、山上たつひこ、池上遼一、水島新司、水木しげる、川崎のぼる、石川フミヤス、宮崎駿らの特別寄稿を収録し、現代マンガの地下水脈となった「駒画」の全貌を初めて紹介する作品集。生前の著者インタビューなど日の丸文庫を中心とした貸本シーンの歴史的証言集としても貴重なドキュメトとなっており、巻頭カラー口絵もふくめ全640ページの完全保存版で刊行します。中条省平氏ほかの解説付き。劇画誕生五十周年記念出版(限定版)。
「『駒画』があったからこそ『劇画』が生まれた」(辰巳ヨシヒロ)「劇画草創期の指導者であったと思います」(宮崎駿)
「歴史を動かした者の作品は永遠に刺激的で、かつ清々しい」(リリー・フランキー)
作者简介
1934年、大阪に生まれる。18歳でデビュー作「坊っちゃん先生」をひっさげ漫画界に登場。従来の漫然とコマをならべた漫画にあきたらず、物語に空間的ひろがりをもりこむなど、斬新な手法により笑いだけだった漫画に、ペーソスと詩情を持ち込んだ最初の男。ナンセンス、ユーモア以外にも、スリラー、アクション劇画などでの彼の発明は多く、現在の劇画は大なり小なり彼の影響を受けている(本書収録の「作家紹介文)より)
图书封面
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