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民族生成の歴史人类学

劉正愛 風響社
出版时间:

2006-2-20  

出版社:

風響社  

作者:

劉正愛  

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无  

内容概要

かつて清朝を創り、「満洲国」の中軸にも擬せられた満族は、現在中国の少数民族として認知されている。しかし、その内実は漢族等も含む歴史的・政治的産物である。謎と矛盾に満ちたその生成過程を史料と実地調査から克明に迫る労作。

作者简介

劉正愛
1965年中国遼寧省生まれ、東京都立大学博士課程修了(社会人類学博士)。武蔵大学、明治大学非常勤講師を経て、現在、北京大学社会学人類学研究所ポストドクター。
専攻、社会人類学。
主要論文に「マンジュ(満洲)、旗人そして満族:民族集団の特異な形成パターンの例として」(『白山人類学』第六号、1999年)、「仮構としての観光空間:中国満族のヘトアラ城の復元をめぐって」『社会人類学年報』Vol.31、2005など。

书籍目录


序論
一 本書の問題意識と課題について
二 歴史学と人類学の接近
三 人類学的歴史
四 歴史的視点とアイデンティティ
五 満族に関する人類学研究と本書の位置づけ
第一章 近現代中国における民族政策および民族研究の展開
一 民族政策変化の流れ
二 中国における民族研究の展開
第二章 神話的系譜の構築と「旗人」の形成
一 起源神話
二 「満洲」(マンジュ)の出現
三 八旗制度と「旗人」、「民人」
四 おわりに
第三章 族譜とアイデンティティ──ハラ(哈拉)と族譜
一 ハラ(哈拉)とモクン(穆昆)
二 「歴史」としての族譜
三 おわりに
第四章 「旗人」から「満族」へ
一 一九一一─一九四九 政治的カテゴリーから民族集団への転換
二 「満族」の誕生─下位集団の少数民族として
三 おわりに
第五章 民族政策の象徴──新賓満族自治県の成立
一 新賓満族自治県の概要
二 自治県の成立過程
三 自治県成立後の政策的変化
四 エリートの役割
五 厚生籍としての「民族」
六 おわりに
第六章 観光の場における歴史・文化の再構築
一 伝統の「復元」
二 仮構としての観光の場
三 おわりに
第七章 生きられた歴史──肇家村の事例から
一 村落概況
二 公的歴史と歴史認識
三 口頭伝承としての歴史
四 祖先祭祀と墓─儀礼空間における歴史
五 忘却された人々──もう一つの歴史
六 おわりに
第八章 風水伝説に見られる歴史・文化の再構築
一 天命と風水
二 清の永陵の「神樹」伝説
三 永陵とヘトアラ城の風水
四 おわりに
第九章 民間信仰、族譜、歴史認識
一 族譜と伝説──二つの「歴史」
二 祖先と信仰
三 おわりに
第一〇章 空間、歴史とアイデンティティ
一 福州駐防八旗の創建
二 オーラル・ヒストリー──二人の満族女性のインタビューから
三 記憶としての空間
四 されどわれらは満族──琴江三江口水師旗営の後裔たち
五 おわりに
結論 歴史とアイデンティティ
一 複数の変種としての過去
二 集団の名称とアイデンティティ
三 創出される民族、想像される民族
あとがき
参照文献
索引


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