蛇行する川のほとり

2007-6-25  

中央公論新社  

恩田陸  

高校1年の夏休み。上級生である香澄の誘いを受け、鞠子は彼女の家に泊まりこみで9日間を過ごすこととなった。美しく聡明な香澄の魅力に鞠子はもう夢中だった。蛇行する川のほとりの家で過ごす夢のような日々が始まる。
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書き下ろし全3巻(第一巻は2002年12月。第二巻は2003年4月。第三巻は同年8月に刊行予定。)構成にて刊行された作品の文庫合本版。
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恩田 陸（おんだ りく、本名: 熊谷 奈苗（くまがい ななえ）、1964年10月25日 – ）は、日本の女性小説家。宮城県仙台市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。ペンネームは『やっぱり猫が好き』の恩田三姉妹に由来する。
郷愁的な情景を描くのが巧みで、“ノスタルジアの魔術師”と称される。ファンタジーの賞からデビューしたが、ジャンルの枠にとらわれず、SF、ミステリー、またはクロスジャンルの作品と、幅広く執筆している。

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