かぐや姫の結婚
繁田信一
PHP研究所
出版时间:
2008-10-11
出版社:
PHP研究所
作者:
繁田信一
内容概要
平安時代、世に「かぐや姫」と呼ばれた姫君がいた。その名を藤原千古(ふじわらのちふる)という。
かの藤原道長が栄華を極めていた頃の右大臣、藤原実資(さねすけ)の愛娘(まなむすめ)で、いわば名門貴族のお姫さま。その姫君の縁談事情のあれこれが、いきいきと描かれているのが本書だ。
基になっているのは、父、実資の日記「小右記(しょうゆうき)」。王朝時代の姫君の幼少期をうかがい知ることのできる唯一の第一級史料だという。
実在した人物による日記から、平安王朝を生きた姫君の人生が浮かび上がる。豪奢で華やかなイメージの貴族家の姫君たちの真の姿とは。
作者简介
1968年、東京都生まれ。東北大学文学部卒業。神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科修了。博士(歴史民俗資料学)。現在、神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員。
著書に『殴り合う貴族たち』『王朝貴族の悪だくみ』(以上、柏書房)『天皇たちの孤独』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』(以上、吉川弘文館)『陰陽師』(中央公論新社)『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)などがある。
书籍目录
序章 ふられ続ける「かぐや姫」
第1章 名門貴族家の姫君
第2章 かぐや姫の姉君たち
第3章 妃になれない姫君
第4章 かぐや姫と貴族社会
第5章 焦りはじめる竹取の翁
第6章 姫君たちの零落
第7章 かぐや姫の結婚
終章 かぐや姫の去りし後
图书封面
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