誉れあれ

2009/08  

双葉社  

東直己  

道警本部まで加担し、組織的犯罪に手を染める中央署の腐敗に、近隣の南支署が気づいた。日頃から「枝」と呼ばれ、蔑まれてきた支署の刑事たちの執念の捜査が始まった―。道警本部まで加担し組織的犯罪に手を染める中央署の腐敗に、南支署が気づいた。「枝」と呼ばれ蔑まれてきた支署の刑事たちの執念の捜査が始まる−。ハードボイルドの第一人者が放つ本格警察小説。『小説推理』連載を加筆訂正。

〈東直己〉１９５６年札幌生まれ。北海道大学文学部哲学科中退。様々な職種を経て、「探偵はバーにいる」でデビュー。「残光」で第５４回日本推理作家協会賞を受賞。ほかの著書に「悲鳴」など。

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