ロング・ドッグ・バイ
霞流一
理論社
出版时间:
2009-4
出版社:
理論社
作者:
霞流一
内容概要
俺は犬。名はアロー。赤茶色の身体に、頭から背中にかけて白い矢のような模様が入っているので、この名前になった。東京郊外の小さな町、浮羅田町で暮らしている。このところ、人間たちと俺たち飼い犬の間で話題になっているのは、犬の銅像の前に突然出現したゴボウの謎だ。些細といえば些細なできごと。だが、妙な点が多すぎるのは確かだ。幼い柴犬・ボンタから依頼を受け、俺は渋々調査に乗り出した。だが、俺を待ちうけていたのは、不気味な幽霊犬の噂と、ますます混迷していく謎だった。その矢先、もうひとつの奇怪な事件が起きた。犬の鋭い嗅覚と観察眼をもってしか気づけない「不可能犯罪」。俺は、エキスパート犬たちの助けを借り、徹底的に謎を解明する決意をした。プロフェッショナルな技術を持つ犬たちが、リードから放たれ、深夜の町を疾走する!クールでスタイリッシュ、笑いと涙満載のドギー・ハードボイルド。
作者简介
霞 流一 (カスミ リュウイチ)
1959年、岡山県生まれ。映画会社に在職時、1994年、『おなじ墓のムジナ』で第14回横溝正史ミステリ大賞に佳作入選し、作家としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
图书封面
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