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方壷園

陳舜臣 中央公論社
出版时间:

1977.7.10  

出版社:

中央公論社  

作者:

陳舜臣  

译者:

郭永钦  

Tag标签:

无  

内容概要

副題には「推理小説集」(但し奥付には『方壺園』としか記載なし)。正確に確認していないが、陳舜臣の初短編集(1962年発表)となる作品が文庫化されたもの。現状はこの中公文庫版も絶版。かなり探した。(が、陳舜臣は古書になる作家なので、リサイクル系よりも通常の古書店を回った方が見つかりそうだ)。
唐代詩人・高左庭が居候していた商家・崔朝宏の邸宅内には、非常に高い壁に囲まれた一角があった。人呼んで「方壺園」。かつて巨大な書庫だった建物が中途半端に取り残されたのだ。そこを高左庭が占領していたが、ある晩に彼が友人を招き、帰らせた後、翌朝になって内部で殺されているのが発見された。しかしそこは中から閂がかかった密室状態であった……。 『方壺園』
長期間にわたって病気療養をしてきた王界は砂漠の中にある拠点、大南営に、旧友の顔基に呼び出されて騎馬で向かう。同じような建物の並ぶ営舎は、現在は守備兵しかおらずがらがらだった。顔基と旧交を温める王界であったが、顔基と対立していた劉応東が殺害される事件が発生した。 『大南営』
一九三四年、南京の国民政府に反旗を翻した革命家にして詩人の史鉄峯が捕らえられた。日本人で彼の詩の訳者でもある高見は彼に相まみえるため、彼が囚われている福建省の九雷渓に向かう。果たして彼は衰弱していた。そんななか、彼を監視する張上尉が何者かに撲殺され、川に投げ込まれた死体となって発見された。 『九雷渓』
大学の文化史研究所に勤める浅野は、夜中に研究室で一人でいたところを急に襲われ、怪我をして入院した。フラッシュのような光が浴びせられたかと思うと、肩を短刀のようなもので抉られたのだ。犯人を彼は目撃していないが入院しながら考えるに、なんとなく彼に心当たりが出てきた。 『梨の花』
戦時中、中国から日本に招かれた鄭清群。線の細い彼は来日してすぐに、用心棒としてあてがわれた日本人が密室で殺される事件と遭遇、その時から魂を抜かれたような存在になってしまっていた。 『アルバムより』
インドのムガール帝国の四代皇帝の長子・フスラウはこの世を去った。政治の激しい争いのなか殺害されてしまったのだ。更に盲目だったフスラウを支えていた叔父もまたほぼ同時に殺害されたが、事件には不審な点も多かった。そして二十年が経過して、その不思議が明らかにされてゆく……。 『獣心図』
以上六編。

作者简介

與司馬遼太郎,並列日本歷史小說的雙璧
二十七年前,筆者東渡負岌日本,就知道有一位出身神戶的華僑第二代作家,在文壇上頗負盛名。這位同是中國人的作家,是得過直木獎等幾個日本文學大獎、專寫中國歷史小說出了名的陳舜臣。並且,也知道他和著名的日本作家司馬遼太郎同是大阪外語大學的同學。從寫作領域來說,司馬遼太郎和陳舜臣各領千秋,是斯界的雙璧。原來,這兩位著名的作家在大阪外大,一個是攻讀蒙古文,一個是攻讀印度語。
陳舜臣得獎的成名作,叫《青玉獅子香爐》。以來,一部部暢銷推理小說便陸續推出來:《鴉片戰爭》、《甲午戰爭》、《北京悠悠館》、《方壺園》、《六甲山殉情》、《龍虎風雲》、《桃花流水》、《漢古印緣起》、《旋風兒小說─鄭成功》……從這些書名便不難想知,寫的都是中國近代的歷史小說。可是,陳舜臣把十八部洋洋大觀的中國史,濃縮成四本成套書《小說十八史略》推出面世以後,又寫了好幾本像《中國近代史筆記》之類的歷史人物考,才知道陳舜臣不但是一位推理小說家,而且也是一位學識淵博的治史家。這時候,《朝日新聞》開始連載牠的讀史劄記,其引經據典是那樣地大膽假設,其鑽研精深是那樣地小心求證,筆者便對陣舜臣這位推理作家,開始以歷史學家來看待他。
陳舜臣是暢銷作家、小說名家、媒體寵兒
「中央公論社」和陳舜臣的關係很深,他在該社出版的大作甚多。其中一本《諸葛孔明》上下冊,發表以來一直是位居暢銷書前幾名的轟動作。至今已賣到七十三萬部之譜,成為長期暢銷書。並且,《琉球之風》也被日本NHK搬上螢幕,成為1993年度的大型電視連續劇。這又是一部繼名作家司馬遼太郎的《國盜物語》大河電視劇膾炙人口以來,把眾口皆碑的名著搬上電視的光輝作品。之前的《中國傑物傳》和之後的《聊齋志異考》也都是發表在「中央公論社」。
陳舜臣是著名小說家,每月完刊的《文藝春秋》、《現代小說》、《大眾讀物》等著名雜誌,幾乎每期都有他的大作發表。陳舜臣又是知名的治史家,兼具中日不同的史觀,在PHP研究所(松下幸之助創辦)主編的《歷史街道》月刊上,常有與眾不同的歷史人物評論發表。
陳舜臣更是一位大眾傳播媒體的寵兒。日本各台電視局,只要播放有關中日歷史問題和介紹中國歷史人物的電視節目,都會請他出場。日本NHK前幾年投下大量資本製作的世紀大作《絲綢之路》和《唐詩紀行》,也請陳舜臣臨場講解。好像《大黃河》、《大長城》之類的介紹中國錦繡河山之作,也常有陳舜臣在電視上現身說法。教育電視台的教養節目《中國古詩詞》(漢詩朗讀),又是陳舜臣的「紀念場」,他的解讀和朗誦頗富好評。因為他的形象就像一位詩人,一副深度眼鏡後邊的眼神,炯炯有光,正代表著有高深的學問教養。


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