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マンガの教養

幻冬舎
出版时间:

2010-11-30  

出版社:

幻冬舎  

内容概要

マンガなど読んでいてはバカになる―そう嘆く世の風潮を激しく批判し、マンガと劇画を擁護した三島由紀夫は、かつてこう説いた。
「若者は、劇画や漫画に飽きたのちも、これらを忘れず、突拍子もない教養を開拓してほしい。
貸本屋的な鋭い荒々しい教養を」と。
そして今、大学中心の教養主義が崩壊し、かつて「反」の象徴だったマンガが教養として語られる時代となった。
ギャグから青春、恋愛、歴史、怪奇、SFまで豊饒たるマンガの沃野へ踏み出す第一歩のための、最適な傑作100冊とその読み方ガイド。

书籍目录

こうの史代『この世界の片隅に』―精緻な日常の描写と原爆の死のモザイク
日本橋ヨヲコ『少女ファイト』―濃い!クサさに泣ける群像スポ根
吾妻ひでお『失踪日記』―自分のダメさをとことん凝視する悲惨なユーモア
浅野いにお『ソラニン』―若者の青さと欲望を精妙な言語感覚ですくいあげた傑作
山田芳裕『へうげもの』―「遊びこそが人生」戦国の茶人・古田織部の精神
真鍋昌平『闇金ウシジマくん』―人はどこまで愚かになれるか?救いなき平成の裏面
花輪和一『刑務所の前』―切っても切れない肉親への憎悪とその超克
古谷実『ヒミズ』―確実に悪くなるゼロ年代の日本を予言
小池桂一『ウルトラヘヴン』―ドラッグカルチャーの意義を問う魔術的リアリズム
いがらしみきお『Sink』―「人類に罰を与えるのは誰か?」現代の黙示録〔ほか〕


图书封面

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