茶柱が立つと縁起がいい

2005/09  

原書房  

黒塚 信一郎  

豊かな抒情性のなかに織り込まれた、先人たちの「よりよく生きるための叡智」。祖父母から孫へ、親から子へと語りつがれてきた言い伝えが、いま消え去ろうとしている。この情緒あふれる言の葉四九を厳選し、哀惜の思いを込めて綴る蘊蓄エッセイ。

1947年、東京生まれ。明治大学卒業。出版社勤務などを経て、1992年に書籍の企画・編集事務所設立。
主な著書に『呪術秘法の書』『茶柱が立つと縁起がいい ― 語り継ぎたい「日本の言い伝え」』（以上、原書房）『日本怪異譚』『中国怪異譚』『陰陽師夜話』『日本の神々と仏（岩井宏賛監修）』（以上、青春出版社）『歴代天皇・女帝早分かり手帖（瀧波貞子監修）』（三笠書房）『日本人の宗教「神と仏」を読む』（かんき出版）『逝きかた上手 ― 元気なうちに考える「往生」のヒント』（ワニブックス）『漢字の筆順練習帳（富澤敏彦監修）』（ＰＨＰ文庫）などがある。

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