バッド・ムービー・アミーゴスの日本映画最終戦争
柳下 毅一郎,江戸木 純,クマちゃん
安易なリメイクとテレビ局の介入で世界サイテー水準に堕ちた日本映画滅亡の危機にツワモノ3人衆が立ち上がった。
2007‐08年のダメ日本映画58本メッタ刺し。
年間公開数400本以上…なのに世界で通用する作品はゼロ。
誰も日本映画を観なくなった理由がここにある。
2007年(「んふっ」と鼻で笑う田村正和に絶句!邦画バブルを窮めた歴史的な珍品―『ラストラブ』;石原慎太郎の脚本はド素人以下!英霊たちも激怒するハンパな戦争映画―『俺は、君のためにこそ死ににいく』;「映画を壊す」前にちゃんと作れ!テポドン級に的はずれな“天才”の大失敗作―『大日本人』;オイラはもう撮りたくないっつーの!ネタも才能も枯渇した巨匠の悲鳴―『監督・ばんざい!』 ほか)
2008年(スポーツマンシップはどこ行った!?犯罪スキー集団とメンヘル女のドタバタ劇―『銀色のシーズン』;オレオレ詐欺の借金男を善人扱いするな!どこにも感情移入できない激安メロドラマ―『陰日向に咲く』;ウチのママは超アンチエイジング!62歳の吉永小百合が30代を演じる謎―『母べえ』;木更津は暴力犯罪が支配する危険な町!?腐女子向けやおいファンタジー―『KIDS』 ほか)
柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
愛称・ガース。特殊翻訳家・映画評論家・殺人研究家。多摩美術大学講師。1963年生まれ、大阪府出身
江戸木純[エドキジュン]
愛称・エド。映画評論家・映画プロデューサー。1962年生まれ、東京都出身。映画評論家として執筆の傍ら“行動的批評”の一環として、『ムトゥ踊るマハラジャ』、『ロッタちゃん』シリーズ、『処刑人』など、既存の配給会社が扱わない知られざる映画を日本に紹介(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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