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見えない凶器

ジョン・ロード
出版时间:

1996-6  

作者:

ジョン・ロード  

译者:

駒月雅子  

内容概要

帰宅早々、予期せぬ伯父の来訪をきかされたソーンバラ医師は、洗面室に入った伯父に声をかけたが返事はなかった。ただならぬ気配に胸騒ぎを感じた医師が、居合わせていた警官とともにドアを破ると、伯父は頭部を打ち割られ倒れていた。室内に凶器らしきものはなく、ひとつしかない窓は環視のもとにあった。密室状況下、犯人は如何にして出入りしたのか、また如何なる凶器が用いられたのか。犯行手段が解明できないまま事件は迷宮入りと見えたが…。冷徹に計算された完全犯罪に挑む、科学者探偵プリーストリー博士の名推理。

作者简介

イギリス本格黄金時代を代表するミステリー作家ですが、詳細な経歴についてはほとんど明かされておらず、謎の多い人物です。
判明していることといえば、本名がセシル・ジョン・チャールズ・ストリートという名前で、軍功により十字勲章を授与された元陸軍の少佐であったこと、それにミステリを書く以前の著作を見れば分かる通り、歴史・政治・科学・犯罪といった方面に非常に明るかったことぐらいです。
この点”ジョン・ロード”という名前を聞いて海外ミステリ・ファンがまず思い浮かべるであろうことといえば、その本格ミステリーの作品数の多さでしょう。
ちなみにジョン・ロード名義で1924年から1961年にかけて発表された77作品に加え、並行して1930年から1960年にかけて発表されたマイルズ・バートン名義の63作品までを含めると、およそ140もの本格長編を発表していることになります。
そしてこれはこと本格ミステリー作家に限って言えば他に例を見ないほどの多作ぶりといえます。
その一方でアントニイ・バークリーやドロシー・L・セイヤーズなどが中心となって結成されたミステリー作家の親睦団体〈ディテクション・クラブ〉設立のの中心的メンバーとしても活躍していて、1939年にアンソロジー「Detection Medley」を編纂したり、「漂う提督」と「警察官に聞け」の連作長編の企画にも参加しています。
彼のミステリーの特徴は、ロジックを中心として純粋な論理的推理が展開される本格長編で、よく練られたプロットをもち安心して読める作品が多いのが特徴です。本格ミステリファンであれば十二分に楽しめることは間違いないでしょう。
もっともあまりにもオーソドックスで純粋な謎解きにこだわった本格推理小説であるため、人によっては人物が描けていないとか、「退屈だ」「つまらない」という評価を下す人もいて、評価にかなりの差が出る作家のようです。


图书封面

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